【もう迷わない】考え方を変えれば幸せは向こうからやってくる。

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みなさん、幸せな生き方をしてますか?

こう聞かれると、自信をもって"幸せな生き方を実践してる"と言える人は少ないように思えます。

それにはいくつか理由がありそうです。
・十分な稼ぎがない
・コンプレックスや劣等感がある
・知人の生活が羨ましい
・そもそも幸せを実感できる瞬間がない
などなど。

“幸せではない"という理由は挙げだすとキリがないですね。

でも、それって「幸せになるための方法」を正しく理解できていないから、だと言えます。
幸せになるための方法さえわかってしまえば間違いなく幸福度は上げられます。

人はどういった時に幸せを感じるのか、今よりもお金を稼げるようになれば本当に幸福度は増すのか。
今回はそういった疑問を深堀りしていきたいと思います。

今回のテーマ

1.お金と幸福度の関係

2.幸福度が高まる4つの条件

3.まとめ

1.お金と幸福度の関係

「お金があれば今よりも幸せになれる。」

そう思う人は多いでしょう。
では、いくらあったら幸せですか?
具体的に、年収がいくら上がれば幸せを感じますか?

ここで、お金と幸福度の関係について、カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究で明らかにされたことがあります。

・年収800万以上から先は幸福度はさほど変わらない
・年収が単純に今の2倍になっても幸福度は9%しか上昇しない

どうですか?
なんとなく"お金が欲しい"と思っていても、お金と幸福度の関係性を具体的な数値として出されると「なんだ、こんなものか」と感じてしまいますよね。

この研究から導きだされる結論は

「今よりも幸福度を上げるためには、年収800万をまずは目指す」

というのが設定しやすい目標地点と言えます。

だけど、これまで以上に稼ぐようになるためには、会社員であれば出世するために今より「時間」をかけて頑張る必要があります。
フリーランスの方であれば今以上に「時間」をかけてスキルを磨いたり、コンテンツを制作したりする必要があるでしょう。


今以上にお金を稼ごうと思うと、それなりに「時間」が必要になるんですよね。
大切な人と過ごす時間。"今"を大切に生きてる人にとっては「時間」もお金と同等か、それ以上に大事なものです。

そのような方はお金の使い方を工夫してみませんか?

何にお金を使うかでも幸福度は変わってきます。
これまでに楽しかった思い出を振り返ってみてください。
出てくる思い出の数々は「経験」や「体験」ばかりだと思います。


一つ断言できることは、
ブランドものを買うより旅行の方が幸福度は高い
ということです。

このことを知っていると幸せに一歩近づくことができます。
理由としては、

モノは時が経つにつれて価値が減少します。
→状態としては時が経つと破損したり、汚れたり。また、他人も同じモノを持っていたりすると気が落ちたりします。

経験は時が経つにつれて価値が増加していきます。
→思い出はいつでも取り出せます。誰かと共有することで楽しさも倍増し、何度でも良い気持ちに浸ることができます。

また、カナダのサイモンフレーザー大学の研究によると「他人のためにお金を使うと幸福度は上がる」ということがわかっています。
同じモノを買うにしても、自分ではなく、誰かのためにモノを買う方が人は幸せを感じるわけですね。

このテーマのまとめ

・お金から幸せを得るのであれば、年収800万を目指そう
・モノより経験を重視してお金を使おう

2.幸福度が高まる4つの条件

先のテーマで、お金をかけるなら「モノより経験を優先しよう」と提案しました。
では、ここでいう経験とは具体的にどういった経験でしょうか。
経験を通して幸福度を高める4つの条件を書き出します。
この中の複数を満たすことでお金を使ったことに対して最大限の喜びを得られると言われています。

幸福度をあげる「経験」の4つの条件

① 世の中とのつながりを実感できる経験
② 繰り返し語ることができる経験
③ 自分がなりたいと思う自分像につながる経験
④ めったにないチャンスに遭遇できる経験

①で言えばボランティア活動をやってみたり、お料理教室などの習い事をするなどが挙げられます。
②は普段いかない地への旅行、絶景を見に行くような旅などが挙げられます。
③はセミナーなど自分自身に対しての自己投資ですね。
④は外国アーティストのツアーに参加する、火星の土地を買ってみる、とかですかね。

お金を使おうか迷った時、この4つの条件を満たすかを一度考えてみるだけでも、お金を使った後に得られる幸福感は変わります。

ここで興味深い話をひとつ。

「時間の長さ」は幸福度にさほど関係はない

例えば、好きなアーティストのライブを観に行って、それが2時間であろうと10分程度であろうと幸福度はさほど変わらない、ということです。
ライブを観に行ったことに価値があり、その経験はライブの後は思い出に浸り、語り合い、共有することができます。

先の4つの条件を1つでも満たすようなお金の使い方をすることで、これから先の未来をもっと幸せにすることができます。

3.まとめ

これまで述べてきたことをまとめます。

・お金から得られる幸せは年収800万円まで。まずはそこを目標に頑張る。
・モノよりも経験にお金を使うとより幸せを感じられる
・経験は4つの条件を大切にしよう

幸せの尺度を他人と比べても仕方がありません。
自分が幸せと感じれば幸せなんです。

将来の人生設計をする上で、やみくもに「お金を稼ぐ」という目標を立てるのではなくて、

・稼いだお金で何を経験するのか

・稼いだお金を誰のために使うか

まで深堀りして考えることで目標の達成度合いは幸福度に直結します。

是非、今後の目標や計画を立てる際に役立てていただければと思います。

それでは、また。