【5分で完了】いまさらながらM1macでPython環境を爆速構築してみた

勤め人、やってますか?

最近はめっきり本業の就業後、隙間時間はビジネスを学んでます。
とにかく本を読みアウトプットで反復です。

誰かの笑顔のためにシステム構築をする。素敵なことです。
だけども、勤め人である以上、誰かのために構築したシステムはすべて会社に帰属しちゃいます。

悲しいけどこれが現実。
その見返りとして勤め人は一時の安泰を手に出来てるわけです。
嫌なら「お勤めご苦労さま」となるわけです。

さて、前置きはこれくらいにして。
そうなると自分のためにコンテンツを作りたいと思うのが脱勤め人としてのマインドになってくるわけです。
就業時間外で自分オリジナルのコンテンツを作ったろうと。
こういう一歩を踏み出すのが今後の世の中を渡り歩いていくためには必要だと思うわけです。

まずは自分が構築したシステムを自分自身で治験したいと思います。
そのあとはコンテンツ販売でもすっかなぁ。とりま行動が大切なわけです。

今回の目標はWebブラウザの操作を自動化する、というコンテンツを作りたいわけです。
なので知見の浅い「Python」を採用です。

理由はかんたん。
SeleniumとBeautifulSoupが使いたいから。
Javaでもできそうだけど、Javaは遠い昔に別れを告げましたし、今後を見据えるとPythonのが重宝されそうだなと。(圧倒的偏見)

前段はこれくらいにして、では5分以内でサクッとPython環境構築しちゃいましょう。

M1チップのmacにPython環境を構築する

M1チップのmacはもう目新しいものではなくなりましたが、一応macbook proとの違いをおさらいをしておきましょう。

M1チップ搭載Mac

→ARM社製のチップ
→消費電力低いのにパワーすごい!そして安い。グラフィックも凄いんだから。

MacBook Pro

→Intel社製のチップ
→大半のライブラリはIntel製向けなので開発環境としては安定してる


より詳細な違いが知りたければググればよろしい。

さて、最新のPythonバージョンで開発を進めたい小生のバージョンはというと。

% python -V
Python 2.7.16

ふむふむ。2か。
とりあえず最新を入れたいので準備をすすめる。
ライブラリはbrewでインストールしたい派。

# brewを最新に 
% brew update

# 最新Pythonを入れる
% brew install python3

これで完了。

やっぱりPyhon環境はpyenvでしょ

pythonってバージョンが大事だったりするので、開発環境ごとにバージョンを切り替えられたほうが良い。

# pyenvインストール
% brew install pyenv 

# pyenvバージョンの確認
% pyenv -v
pyenv 2.2.0

無事にpyenvインストールできたら開発用のディレクトリを用意しておく。
~/Document/Pyhon/Study
とか。
で、このディレクトリに移動。それ以降は下記のとおり。

# インストールできるpythonを表示
% pyenv install -l

# 最新の安定版っぽい3.10.0インストール
% pyenv install 3.10.0

# インストールしたバージョンをチェック
% pyenv versions

# 当該ディレクトリ配下でのpythonのバージョンを固定する
% pyenv local 3.10.0

# 現在いるディレクトリ配下にあてられているpythonのバージョンがわかる
% pyenv local

※ここで落とし穴が。
ここまで設定が完了して、

% python -V

を実行してもPython 2.7.16のまま。
そう、これはpyenvのパスが通ってないからね。

pyenvのパスを通す

通すとすれば下記の2ファイルのどちらかになる。

~/.zshrc : ログインシェルの初めに読まれる
~/.zprofile : 対話的シェルの初めに読まれる

結論としてはzshrcで問題ないと思われる。

ログインシェル(ログイン時に起動するシェル)の確認方法

「システム環境設定」→ユーザとログイン→鍵マーク解除→ユーザ名の上で右クリック→「詳細オプション」の画面で確認できる。

ログインシェル:/bin/zsh

になっていたらzshrcで良い。

% vi ~/.zshrc
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv/shims"
export PATH="$PYENV_ROOT:$PATH"
export PIPENV_PYTHON="$PYENV_ROOT/python"

パスの変更が完了したら、

# シェルを再起動
% exec $SHELL -l

このあと
$python -V
で見てみると無事に「Python 3.10.0」になった。

めでたしめでたし。

さて、これでPython開発をゴリゴリできるようになりました。

それでは、また。