既存ディレクトリをgit管理する方法

2021年6月29日

すでに開発を進めているローカルの環境（ディレクトリ）をgithubにてgit管理する方法です。

github側でやっておくことは新規リポジトリを作成しておくこと（privateでもpublicでも）
[github]→[Repositories]→[New]から新規にリポジトリを作る

新規にリポジトリを作成するとREADMEとかで以降のgit処理の流れを書いてくれてますね。
なのでここでもそれを列記しておきます。

$ git init
git環境を作ります（.gitディレクトリが作られます）
失敗したと思ったら.gitをrmで消すなりして何度でもトライすれば良いです。

$ vi .gitignore
これは環境によりけりですが、gitにて管理したくない（リモートリポジトリに置きたくない）ものを.gitignoreファイルを作成して定義しておきます。サンプルでReact（Next.js）の.gitignoreを載せておきます。

# next.js build output
out/
.next

# dotenv environment variables file (build for Zeit Now)
.env
.env.build

# Dependency directories
node_modules/

# Logs
npm-debug.log*
yarn-debug.log*
yarn-error.log*

$ git add .
対象ディレクトリにあって.gitignoreに定義されたもの以外をadd（インデックスに追加）します。

$ git commit -m “first commit"
インデックスに追加したものをコミットします。 -mオプションでコメントも添えます。

$ git branch -M main
mainという名前のブランチを作成します

$ git remote add origin git@github.com:アカウント名/リポジトリ名.git
コミットした内容を全てリモートリポジトリにプッシュします

これで既存ディレクトリをgit管理できるようになりました。

ここまでやってしまえばsourcetreeなどのツールとかでcloneしたり、あとは好きにできます。
ただ、cloneした後は忘れずに
$ composer install
や
$ npm install
をして開発に必要なライブラリのインストールはおこないましょう。

では、良いgitライフを。